都市下水路

 主として市街地の雨水排水を目的とするもので,その構造は開きょを原則としており,終末処理場を有していません.

国土交通省下水道の知識
http://www.mlit.go.jp/crd/city/sewerage/basic/basic_idx_frm.html

コンポスト

 生ごみなどを醗酵させて作った堆肥のことをいいます.コンポスト化により,ごみを減量できます.

合併処理浄化槽,単独処理浄化槽

 合併処理浄化槽は,主に各戸ごとに設置され,し尿と台所・浴室等から排出される生活雑排水とを併せて処理する浄化槽である.その特長としては,下水道の二次処理と同等の水質が得られ,極めて短期かつ比較的安価に設置できること等が挙げられ,家屋が散在する地域における生活排水対策の有効な手段である.
 なお,合併処理浄化槽と異なり,し尿のみを処理する単独処理浄化槽があるが,この単独処理浄化槽は汚水処理能力が低く,更に生活雑排水が未処理のまま河川等へ放流されるため,生活環境の保全上の問題が多い.このため,平成12年6月に浄化槽法が一部改正され,昨年4月1日から単独処理浄化槽の新設が原則廃止となった.これにより,さらに水環境保全へ寄与できるものと考えている.(環境省HPより)
 ただし,現在ある単独処理浄化槽は下水道が普及するまでの間は使われると考えられるので,大きな汚濁負荷が続くでしょう.

環境省HP 平成13年度末の合併処理浄化槽の整備状況について http://www.env.go.jp/recycle/jokaso/gappei/h13/index.html

環境省HP 生活排水処理施設整備計画策定マニュアル平成14 年3 月浄化槽推進室
http://www.env.go.jp/recycle/jokaso/manual/all.pdf

沈殿池,礫間浄化,ラグーン,滝等によるばっ気,水生植物の利用

 これらは川の水質浄化方法です.

 沈殿地は水中の固形物等を沈殿させて,水中から取り除くものです.

 礫間浄化は,礫の間に水を通すことにより,礫についた生物膜等により水中の有機物を浄化するものです.

 ラグーンは,酸化池とも言われ,浅い池に有機物を含んだ水を入れ,それに酸素がとけ込み,温かい水温で酸化による浄化が進むものです.

 滝等によるばっ気は,水中に酸素を溶け込ませ,その酸素により酸化し,浄化するものです.

 水生植物の中には自然浄化機能を有するものがあります.アシがその例です.
   アサザプロジェクト
   http://www.env.go.jp/council/02policy/y020-kon/mat_03.pdf